IQのスペック
全長2,985mm
全幅1,680mm
全高1,500mm
WB2,000mm
一家郎党のスペック
運転手 177cm
愚息 16?cm
M.rico 15?cm
カニー娘 15?cm
いくら普通車並みの車幅があるとはいえ、軽四より短い全長に「一家郎党」が乗り込むのは大変であった。
運転席周辺は妙に広い(あたりまえ)しかしスカットルは高め&アップライトな乗車姿勢、
窓上下の視界はさほど開けてないし、やたら立った小径ステアリングを握るとまったくもって不思議な感覚になる
乗用車でもなくトラックでもない、、 昔作ったハノマグ251装甲車みたいだ!
後席は、前席と較べるとちょっと いや結構悲しいくらいに狭い。
左右のタイヤハウスに責められているので座席横幅は軽四くらいだが頭上空間は豊富。しかし脚の安楽な置き場は無いに等しい。
助手席の前にはグローブボックスはおろかモノ入れも無い。(大型のドアポケットがそれを補う)
車検証なんかははドコに入れるの?
と持ち主に聞くと、なんとリアシートの下に専用スペースがあるらしい!(これは事前に聞いておかないとイザというときに慌てるかも)
あ、それから四人乗ると荷物は四箇所に載せることになる、それは各々の膝の上である。
もっとも運転手はそれでは運転できないので、唯一ある自由なスペース、リアシートとハッチバックの隙間(本来のトランク)に置くことになる。
(リアシートを畳むとかなり立派なトランクになるのだが)
スマートキーで始まる車内操作系は扱いやすく、なんのレクチャーもなく空調やオーディオ関係の操作が思い通りできたので感心した。
車内の太めのピラーには全てエアバックが付いているらしい、このあたりの安心感は軽四と比較にならないのは明か。
前後の感覚が希薄(そりゃそうだ)で視点的な重心がさほど低く無い割に、トレッドの踏ん張り感が強く、
コーナーでオーバーハングの無いフォーミュラカーみたいな安心感があるのは面白い。
ホイールベースの関係でピッチングは感じるが、感覚としてはD501くらいかな?
墓参りの為に山の急坂を定員乗車で登ったがまったくストレスは感じなかった
前出のサイズの四人で一時間くらいならさほど文句はでないし、運転者もストレスは無い。
そういう意味で ほんとうに割り切った面白いクルマだなぁと思う。
ちなみに いや まったくちなみにだが、
車体の鋼性感は我が愛車BX16Vより桁が一つ上くらいか?
実はIQの前に東京で知り合いのA6に乗ったので、やや曖昧ではあるが、
80年代のシトロエンと較べちゃイケナイ世界であるのは違いない。