早起きは
SanMonnotoku と言われますが、この日はまさにその通り! 代官山で見たのは
なってたってアイドル?ん じゃない
なんてたってSMですからね。
前の504と並ぶと 一体ここは何時の何処ってって感じですね!
SMといえば、やはりこのエンジンルーム ! V型DOHC 6気筒エンジンがミッションをフロントアクスルに置いて搭載されて・・・
もちろんそのV6はマセラーティ製
そのVバンクの中央(おそらく気筒間のタイミングチェーン)から長~いシャフトを用いて、補機を駆動しています。
左からACコンプレッサー、ハイドロポンプ、そしてオルタネーター。 ACコンプはオリジナルはレシプロタイプですが、現車は現代的ななロータリータイプ。
そしてオルタネーターはなんと120Aの物に交換されています。
エンジンオイルラインも強化されていました。
このエンジンユニットを前後逆に ミッドに搭載したのが、あのマセラティ メラクです。 当時(ほんの一時)経営難のマセラーティを牛耳っていたシトロエン社。
なので、あらっぽく言えばメラクのラインはシトロエンSMのおまけとも言えますね。
油気圧の権現様
角目6灯は欧州仕様の証 やはり六つ目ですね SMとA310は
ボンネットのダブルシェブロンはエアアウトレット? よくみるとサイドミラーはCXシリーズ2のもの?
ディティールはミステリーの宝庫です。
SM、服でいえばプレタポルテですが、そのデティールは60年代のヨーロッパのオートクチュールで散りばまれています。
三角窓付近の雰囲気は、フルアやピニンファリーナやギアなんかの当時のイタリアンモードが根底に強く感じられます。
オーナー様 ありがとうございました!
LENS:COSMICAR 12.5/1.4 & CANON TeleVision LENS 25mm 1:1.4
CAMERA:E-P2
LADYも映えますね! やはり助手席が特等席かも・・・