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TEFNON LENS

TEFNON H/D-MCWIDE ANGLE 1:2.8 f=28㎜   φ49
No.896991 中野Fカメラ J館にて救出。

前球にスクラッチが少しあるけど、この28㎜はなかなかよいレンズらしいので
迷わず購入。 
( 焦点距離の28㎜は昔使いすぎて飽きちゃった感じがするので
むやみに買わないようにしているのだけど)
マウントはモチPKA だが、レンズ専業メーカーらしくリコーのRKマウントに
対応してプログラム用端子も持っている。

さてこのレンズ、最後に本とかで見かけていた頃とは外観がちがう、鏡筒も総金属
のようであるし、大きいバイアス溝を持った特徴的な人造ゴムのピントリングを付けている。
最短は0.3mを少し切って、1:6の最大撮影倍率を得ている。
絞りはなんと22まであるが半段クリックは無い。

大小のバイアス模様をデザインのコアにしているリコーXR−Xに着けて見ると
なるほど似合う。
Kマウントだけども コシナ広角三兄弟と同じく、ペンタAF機で着脱する
ときは要注意!
このレンズの場合必ずレンズ側のAポジションをはずしておかないと外れなくなる。

TEFNON   LENS_b0058021_1432535.jpg


デジ一眼に間違えられそうなXR−Xは最近お気に入り。
これもジャンクで買ったのだった。



リコーの広角28㎜は何代かに渡って設計が変わっている
プログラム用端子付きのRIKENON Pレンズで下記の種類を認識している

1.7群7枚でPENTAXのSMC-Mレンズと同じ光学系を持つやや
   大振りな初期Pレンズ
2.最短撮影距離が短く鏡筒もコンパクトな もの
3.最短撮影距離が2よりも長くなってP用切り替えSWがFDレンズのように
上から見て右側にあるもの

上の2.はおそらくコシナから供給されたものと思われるが、
3.は外観などからこのTEFNON(小堀製作所)から供給されたものと想像が付く。

2と3は確か5群5枚だったと思ったがうろ覚え、最後まで市場に
あったのは3のテフノン製だったと思う。
ちなみに1のレンズは光学系はSMC-Mと同じだが、コーティングは
SMCでは無い。

TEFNON   LENS_b0058021_14103978.jpg


TEFNON H/D-MCWIDE ANGLE 1:2.8 f=28㎜  & *ist Ds

株式会社 小堀製作所のHP 
主要取引先や会社沿革などを覗くとなかなか興味深い。
by coolys1 | 2005-05-13 14:03 | 写真機邪道 | Comments(2)
Commented by coopiecat at 2005-05-29 01:52 x
おぉっ!TEFNONって久しぶりに聞きました。こんなモダンな外装のレンズも作っていたのですね…。そしてXR-Xってのもシブいっすなぁ。これが新製品で出ていた頃、ホントに欲しかったなぁ。
Commented by coolys1 at 2005-05-31 16:41
プログラムで使うにはとても使いやすいカメラですね。
私のには設定液晶画面のどでかいSUPER DETA BACK4
(2025×2個バカ喰いの)が付いていますので
この時期、各社が研究開発していた電子スチルカメラの
習作のようで、  またそんなとこが気に入ってます。。。。

専用ストロボも・・・


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