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街猫のデザイン 

車名:XANTIA
仏名:クサンティア(原音疑似発音)
和名:エグザンティア(非似発音・日本登録車名)

疑似発音だと日本語で「臭い」のイメージがあるとのことで、
車名をわざと変えて発売したクルマ。

しかし日本には「えぐい」という表現もあるのでエグザンティアも
違和感を感じたのは否めない。

今ならばむしろ原音に近いだろうクサンティアのほうが良かったと思う。

愛用の6×6カメラ EXAKTAも、ここではあえて一般的なエキザクタの
読みで表現しているが、本来は「ェクサクタ」ぐらいだろうか??

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左のベージュがNOREV製(仏)で右がBURAGO製(伊)
1/43ダイキャストで一番早くモデル化したのはBURAGOだったが
イタリア製で売価¥300円のTOY的なシリーズだった。  
2台買って、こちらは大好きな”Noir”に塗り直ししたもの。
一方、NOREVは中国製でBURAGOの20倍のオネダンである・・・・

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実車のXANTIAのスタイリングの肝は、伝統のFF駆動を意識させる
尻すぼまりな印象=Cピラーの平面から見たときの絞り込み角度と、
側面から見たときのホイールハウスと後ろドアのラインとのバランスだと思う。
そして斜め後ろから見たときの(街中でクルマを見る角度で最も多いと思う)
意外にグラマーなCピラーとグリーンハウスの張りのある面と線で織りなす
開放感と包まれ感の上品なバランス。
それがXANTIAのスタイリングの最大の魅力だと思っている。

先発のBURAGOはXANTIA特有のウインドウ下端のラインに目を付け、
そのデフォルメに特徴を出しているが、ややイタリア風に調理しすぎたか、
仏車というより伊車<ランチア=ピニンファリーナ的な雰囲気がただよう。

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NOREV製は今年の発売で、イタリアンなBURAGOと違い、全体の造形重視で
XANTIAのスタイルの特徴をさりげなく再現してはくれているが、
往年のプラスチックの時代に見せた繊細なエッジの切れ味が殆ど見られなく
なっているのがこの場合にはマイナスで少々残念だ。

ということで
シトロエン最後のベルトーネのプレタポルテはミニカーでは少々着心地が悪い。

これの16valve/MTあたりが次期セダンにあれ・・・
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by coolys1 | 2005-12-13 12:13 | 1/43の世界 | Comments(5)
Commented by kbyn7 at 2005-12-13 16:22 x
それにしてもシトロエンは良いですね。

2CV友人が乗っていたのですが、アレはエンジン2発でしたよね。後部座席の窓は開かないので前の半開きの部品を改造して装着していました。
coolys1さんのシトロエンは調子如何ですか?
Commented by 越渓 at 2005-12-13 17:34 x
ほしかったんですよ~XANTIA!
今でも時々夢に出ます。でも何故か自宅のガレージで緑の血を流してるんですけどね。夢でも幸せになれないワタシってorz
Commented by テラ at 2005-12-13 23:02 x
私もクサンティア(うーん、やはエグザン・・)、好きですね。あの丁度良さがいいです、しかもあの形で5ドアですからね。週末スーパーの買い物が楽しくなる車、勿論、乗り心地も夢心地。
ただ、アルピーヌと一緒に維持は困難だろうな~。(^^ゞ
Commented by coolys1 at 2005-12-14 14:08
XANTIA惜しいのはMTを入れなかったことですね。
まぁ売れないでしょうけど  笑。

中古相場の下落と裏腹に維持費は上がりがちなのは致し方ないですね。00年がねらい目だとか
Commented by coolys1 at 2005-12-14 14:11
BXは、60馬力くらいからのグレードもあるクルマなのですが
ペライボディに145HPはゼロ戦に誉を載せたようなもので
正直バランスは悪いです。  100HPのTRSが乗り心地共に
BXらしかったですね。。。


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