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French-French-East 2008 解説編 2

RENAULT編

ハイ 不評だろうが好評だろうが、お構いなく第二弾。


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愛すべきルノーの8、しかもゴルちゃんですね。弁当箱と言われて久しいですが
これとシムカ・ラリー3とどっちが欲しいと言われたら、迷わずドッチも欲しいと言っちゃう僕です。
1969年のカーグラフィックに宣伝が出ていました。
当時の輸入元は三井物産。
「魔法の車ーーーーゴルディニはウソをつかない!」という渋いキャッチコピーが付いていました。
いつぞや座間で見たR10もなかなか良かったですけどR8はその弟分ですね。

おやっ後ろにも気になるクルマが居ますが・・・・



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ルノーの傑作車、16ですね。 これで夜の国道16号を走ってもなんにも起こりませんけど、
あらゆる面でFFの5Drセダンの定規のようなクルマです。
そうRRでならしたルノーが作った本格的なFF車です、R10でRRの限界を感じたんでしょうかね?

これまた1966年のカーグラフィックに宣伝がありましたよ。
こちらは、タバカレラ・インターナショナル・インコーポレーテッド(長い)がルノー公団日本総代理店として
販売していたようです。
R16は、なんてったって本場のカー・オブ・ザ・イヤー受賞車ですからね。
しかも66年当時で、同クラスの国産車を遙かに凌駕していたユーティリティで日本でもバンバン売れた・・んでしょうか?

残念ながら、広告には気になるお値段は書いていませんでした。

近くでじっくり見たんですけど、シートはデザイン共々持って帰りたいくらいの出来具合でしたね。
(折りたためるとは思えない!!)
マジでBX16Vと交換して欲しいですわ・・・無理か



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その横にはやんちゃなメガーヌRS 3Drが・・・
僕はこの個性的なリアスタイルを個人的に「ベーゴマ」と呼んでます。
このドライバーは結構走り込んでるようですね。


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一度、BXの後釜に買いたいと思ったメガーヌ5Drです。(V6Tの後ろ)
こちらのほうがより「ベーゴマ」度が高い気がします。なにを隠そう
あのアヴァンタイムのデザインが再現されているのがイチバンですね!
これもルケマンの仕事でしょうか?

えっ? でもう買わないのか?って いやそんなことはありませんよ、まだ候補車に残ってます。


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近くでマジに見るのがじつは初めてのルノースピダー!!
ちゃんとワイパーとウインドスクリーンの付いた後期型?ですね。
オープントップの2シータースポーツというと前出のワンテンと思わず比較しちゃいそうですが、
全幅が広いので、かなり大柄に見えます。(1800mm~)
開いたドアから見えるサイドシルなんか見てもV6Tなんかとっても及ばない車体鋼性を感じます。
非実用度100%ですが、 たまにはこんなのでオープンロードをかっとばしてみたいですねー



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ルノーエスパスとカングー

実用度200%超の二台ですが、エスパスはやはりルノーじゃなくてマトラと呼びたいですね。
これは3型でしょうか、これの一型を10年くらい前に千駄ヶ谷で見かけた時は
どこから見てもあまりにも格好良くて、これは7人乗りのALPINEだ!と思いました。

このエスパスシリーズ乗ると、国産ワンボックスに乗れなくなるってぇのは本当なんでしょうかね? 試してみたいです。 ドキドキ

なんてったってFRPボディですからねぇ 
ルノーがマトラ買収(車部門)したときに本当に欲しかったのはこのエスパスのプロジェクトだったとか
そのおかげで、アルピーヌと市場でバッティングするマトラ・シムカ・ムレーナは消えてしまいました 残念。

カングーも沢山きてましたねぇ!
あまり良く見きれませんでしたが、皆さん結構モデファイしてました。
これもポストBXの最右翼カーなんですけどね、、、メガーヌとの違いはベニア板が積めそうな荷室に尽きます。
つまり後継車をより仕事寄りに考えると、こちらに軍配が上がるというわけです。

去年、試乗しましたがエアコンも良く効くいいクルマでした(僕の場合エアコンが効くだけで20ポイント加算ですから)



参考資料
1966年開催の東京オートショー出品者総覧(カーグラ誌1967/1月号)によると
ルノー16は143万円でした。
ルノー8は無かったけど、ルノー10は118万円
アルピーヌベルリネッタ(1100cc)が265万円なのでR8ゴルディーニは180万円くらいかも知れません。


当時の国産最強セダン、スカイライン2000GT-Bが94万円だったこと考えると・・・
やはり外車は高値の花だった訳です。


うわー大事な車を忘れてた!!


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名車 サンク

このクルマに関してはもうなにも言うことはありませんが
これの1/24 サンクアルピーヌのプラモデル(伊・エッシー社)を買い逃したのが痛い思い出です。

しかしなんですね、こんな魅力的な仏車軍団の中にいてもなんだか可愛らしいR5って
AV風にいえば 「テケ」か「ブレン・ガンキャリアー」みたいな感じですね。
色もまた・・・・・
by coolys1 | 2008-04-16 00:05 | 仏車利 | Comments(4)
Commented by 坊。 at 2008-04-17 08:39 x
ルノー8!!いいなあ。
こういうデザインの車は二度と出て来ないでしょうねえ。16も。
Commented by coolys1 at 2008-04-17 17:47
坊さん
16いいですよーー
実は秘密で買ったんですよR16・・・・カミサンには内緒で

でもまぁ1/18ですけどね
Commented by Shig at 2015-03-04 05:16 x
R16?
懐かしいです。
日本でメカニックしていた頃、
R8, R8 Godini, R10, R16, Caravelleの修理してました。
一番好きだったのはカラベル、次はR10。
殆どの修理はクラッチの取替え、ブレーキ。
とにかくルノーはR16以外はクラッチ・フェーシングがよく減るのには降参でした。
R16は一番大きな車で、他のルノーと違ってFF、アイ・ハイトはずっと高く、シートは厚く乗りごごちの良い車でした。
しかしルノーの売れ行きは毎年さっぱりで、最後は三井物産が引き継ぎました。
僕が働いていた頃は、タバカレラという会社で物凄く美人のスペイン人とポルトガル人二人大阪箕面市の事務所に居て、時々事務所へ行くのが楽しみで、それ以外は全く魅力のない、客は滅多にショウルーム入って来ない情けない会社でした。

Commented by coolys1 at 2015-03-05 22:38
Shigさん はじめまして! コメントありがとうございます。
読ませて頂いておりますとShigさんはタバカレラにお勤めだったのですね! ビックリいたしました。
なぜならタバカレラ=ルノー代理店の情報は私が二十歳の頃に買った古い60年代終わりの頃のCG誌でしたのですから・・・
箕面にあったのですかぁ。
近年というかそのハタチの頃には渋谷富ケ谷にあったキャピタル企業がルノーの代理店でした。
出先の八王子で当時の愛車BXが壊れた時に飛び込んだ先の工場のメカはキャピタル出身でした。
私の今の愛車(休車中ですが)の主治医はルノー代理店のJAXの元工場長がおひとりでやられている工場です。


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