茶芯機・・・・

革製品の世界で今、「茶芯」が妙なムーブメントを独り歩きをしているという。
ググればメリケンの「赤羽根ブランド」の作業靴にまつわるエピソードがゴロゴロ!
そしてそれは、とあるジャンルの革ジャケット業界にも拡がり、マニアに混乱と絢爛の世界を構築しているようだ。(注-1)
その狭くて深いか浅いかようわからん世界を垣間見ていると、ははぁ そういえばカメラの世界には昔からあったなぁと!

つまりこれである。
b0058021_23041484.jpg
b0058021_23041512.jpg
この70年代の古いフィルムカメラは軍艦部のカバー下地が真鍮のプレス加工品である。
b0058021_23041538.jpg
それに黒塗装を掛けて仕上げているのだが、使用している間に塗装がすれて下地の真鍮が出てくるという案配なのだ!
b0058021_23041525.jpg
こういうモデルはカメラでは昔から「塗りの黒」と言われ、おそらくleicaMシリーズの黒モデルあたりが、その状態を見せつける源流かと思っている。

そもそも格好良く黒塗りにしたのに(注-2) 使用している内にエッジから塗装が擦れたり剥がれたりするもんだから、
本当は貧乏臭く格好悪くなってるはずなんだけど、一部のカメラ愛好者はそうとは取らず、昔から珍重されていたきらいがあると思われる。
b0058021_23041558.jpg
b0058021_23041417.jpg
この感覚が、革製品(くどいが特定のブーツや革ジャン)にもてはやされているのは、面白いし、当たり前と言えば当たり前でもある。
しかもそれが、アメリカ製品により多く求められているのも興味深い。

ちなみにこのPENTAXのK2DMDは自分が使ってこの状態にしたものではない。この状態になったものを中古(しかもJUNK品)で買ったものだ!
b0058021_23041416.jpg

外観がこれなので、傷のないBodyがミント扱いされる中古カメラ界ではクズ同然でもあるので、とても安く買えた。
しかしこれから、カメラの茶芯ブームがleica以外の国産モデルにもとうとう来るとするとそうはいかないかな? 
いやそれはまず来ないか・・・・

底板も真鍮なので、いい感じに茶芯が出ているが、底板の上のBody本体のトリム部分は亜鉛ダイキャスト下地なので、塗装の剥げた部分は灰色が出ている。
それはそれで茶芯の次に来ている「灰芯」とよんでもいいのだろうか?
b0058021_23041477.jpg
b0058021_23041308.jpg
この個体は一部マニュアルシャッターに不調はあるが、絞り優先のAE撮影は出来るので案外満足して珠に使っているのだった。

これは、我が家で茶芯が出てきたLeatherJacket. 
牛革のベジタブルタンニン鞣しに恐らく染料系による黒の表面仕上げなので、二の腕あたりに日焼けや経年で染料が薄くなり元の下地の革の茶色が透けて見えてきている。
これは個体の特徴としてシワ加工させた革を使っているので、このような変化(劣化とは言わない)も味のうちと捉えることが出来るけど
シャキッ!パリッとしたモード系のLeatherJacket等をお持ちの方は、日焼けには要注意という訳にもなるのだ・・・・・(注-3)
b0058021_09180256.jpg


(注-1)
革製品の「茶芯」に関しては、簡単に言えば茶色の下地革(ベジタブルなめしである)に染料や顔料で色付け仕上げした製品が
長期使用及び経年変化においてすれたり染料が飛んだりして茶色の芯革部分が出てきたものと言えるようだが、
たとえばクロムなめしであると下地革は茶色でなく青灰色になるらしいので、それは茶芯にはならない。
あとベジタブルなめしであっても、芯通しで色を付けると、当然茶芯にはならないとか
とにかく「茶芯」はその現象を表したり、その製法加工由来であったりしたりするので、一筋縄では括れないようなので、
気になる人は是非ググってもらいたい。
まぁ 冷たい言い方をすれば、「茶芯(出ている状態)」である革製品は、「ただの古臭くなった服や靴」であるので、価値観としては人様々であるとは思う。

(注-2)
昔のカメラは、外装に真鍮を使っているものが多いが、ニッケルサテン系のシルバー系のメッキ仕上げが多かった反面、カメラを目立たせないようにするために
黒塗りや黒鍍金されるモデルも多く、人気が高かったのである。

個人的には塗りの黒よりも黒のPVC加工による仕上げの方が、薄くすれて下地が薄っすら出てくる感じが好みではある。

そんなカメラも70年代から80年代にボディカバーは真鍮からエンジニアプラスチックが主流になり成型色として芯まで黒になってしまい、
表面の保護塗装がすれても茶芯は出なくなった。

現在のデジタルカメラは、放熱の為にまたボディカバーが金属化され、それはマグネシウムになるので、すれると「灰芯」になる可能性が高い。


(注-3)
元の革がクロム鞣しで、顔料系表面仕上げの革製品は、比較的、経年変化が起きにくいらしいし、芯まで仕上げ色に染めたものも同様らしい。

# by coolys1 | 2017-12-14 09:23 | 写真機邪道 | Comments(1)

YU駅の家

とびきりの狭少地に建つ素敵な家

b0058021_09503495.jpg
b0058021_09503510.jpg
b0058021_09503522.jpg
b0058021_09503594.jpg


東面と西面は手の込んだRCの外壁と明り取り窓
北面にあるベランダと南面の開放できる窓
全てにおいてアイデアの塊のような設計なんだろうね。
# by coolys1 | 2017-12-10 09:55 | ファサード | Comments(0)

R&R Carol

熱海で、アングリアを見たと思った、撮った!

それはFRのアングリアでなくRRのキャロルだった・・・・

b0058021_22024026.jpg

# by coolys1 | 2017-12-06 22:03 | Kei-4 | Comments(0)

its' cool!

"SUZUKI"
b0058021_08564605.jpg
b0058021_08564810.jpg
its' Cute!
b0058021_08565050.jpg

# by coolys1 | 2017-12-02 09:01 | Kei-4 | Comments(2)

Zhola or Joi ?

2019年ならZholaいや2049年ならJoiなのだろう。

でも1970年代ならもっと愛すべき"RD"だな。
雨が降っていればなおよかったかも・・・・
b0058021_21354465.jpg


b0058021_21354428.jpg
2017年 下北沢にて
# by coolys1 | 2017-11-29 21:38 | Rider kick!!! | Comments(2)

”American” な Leather Jacket

牛か馬かのヌメ革ライクな裏地なし仕立てのややAmericanなLeather JACKET。前合わせはトグルのボタンのみの可愛い感じがとても好みです。 
襟はスェードでトリミングと切り返してますね。
b0058021_16532028.jpg
ハンドクラフトに近い作りですが、着皺も殆ど無いデッドストックのようです。
b0058021_16532049.jpg
ところどころ目立たない部分の現皮の傷み部分をパッチ補修してます。
b0058021_16532124.jpg
背中は豪華な一枚革仕立て!(なのでやはり原皮の大きい牛革かな?)
b0058021_16532153.jpg
何年前のどこの製作品なのか全く不明ですが、21世紀のこれから自分で経年変化を楽しめるのはちょっと嬉しいかも・・・
革はノギスで測ると厚み1.2ミリ程度なので、裏地もないし軽快に羽織れます。(着た感じは良くも悪くも正統派アメカジですね!ブーツカットとか似合いそう)
こういうの見てるとごっつい革のライダースはもういいかなぁ 年齢的にも。







# by coolys1 | 2017-11-25 17:13 | Equipment | Comments(0)

MUSTANG PASTE

革の手入れにとうとうMUSTANG PASTEを導入しました! MUSTANG PASTE=馬油ですね。(見た目によらず国産です!熊本産!)
唐突ですが僕は、馬刺しが大好きです。なぜ好きかと言うと、口に入れた瞬間にさらっととろけるあの脂分の感じが好きなんですね。
そうなんです。馬の脂の融点は低いのです!その性質を利用したのが革用の保革油MUSTANG PASTE。 
さっそく使い古したコードバン(馬の尻の革)ベルトに使ってみます。
b0058021_08574260.jpg
実はこのベルト、二十年以上使っていたにも関わらず、まったく保革など行ってなかった代物でした。 
表の銀面はひび割れてしまい、もはや「味がある」を通り越して劣化死亡寸前・・・・
b0058021_08574252.jpg
使用方法に基いて、2回ほど間をおいてペーストを塗り込みました・・・それはもう砂に水を撒くような感じでしたが、
分厚いコードバンに保革成分が浸透していくのがわかります。コードバン君 随分前から喉乾いていたんですね、、スマヌ。
銀面の表面仕上げ(顔料仕上げと思われる)のひび割れや剥離状態はさすがに治りませんが、革全体はさすがにしなやかになった気がします。
さらに間を置いてもう1~2回ほどやってもいいかな? (但し一度に塗りすぎは禁物です。)これでベルト自身の寿命はあと10年は伸びました、多分
b0058021_08574317.jpg
ところで、このベルトの裏側部分、バックルを巻いてリベット止めしてる処、判りますかね? 
b0058021_08574264.jpg
これ全くメンテしてないのに関わらず、かなりいい感じのエイジングの色合いです、表面とは大違いですね。 
なんででしょう?内側で異物と接触しないから? もちろんそれもありますが、一番大きな理由は、多分これ!

「インディアンの着ている革はなぜ劣化しないのか?」

そうこれだと思います!このベルトの内側というのは、履いているズボンやパンツで隔たれているものの、常に身体から出る汗やそれに含まれる水分や油分を吸っているからです。
ベルト着用に伴う、エキストラ・バージン・オヤジ・オイルによるオートマチックな保革システムが出来上がっていたのですねぇ。 
インディアンは素肌に直接革製品(バッファローやホースでしょう)を着ています。
そしてそれは着ながらにして、自身の汗や脂で自然に保革もされていたということなのですね。
なので、オッサンがこっそりと鼻の脂を革に擦り付けるのは、悪いことではなかった訳です。でもさすがにそれはスマートではない!そこで馬油=MUSTANG PASTEなんでしょう。

そして秋雨前線も去ってこれからシーズンインのホースハイドのA2にも塗り込みました。目には目じゃなくて馬には馬ですね 次回は来年のシーズンオフに塗ればOKです。
b0058021_08574286.jpg
イタリア・フィレンツェ製のジャケットにも。これはタンニン鞣しの牛革ですが、もちろん馬でオッケー!(豚革も鹿革も羊革もオッケー!)なので、まるで万能焼肉のタレみたいね。:注1
b0058021_08574330.jpg
ジャケット類は柔らかい布で塗り込むといいのですが、私はあえて手のひらで塗り込みました。副次効果で手指がしっとりすべすべになります。(スマホの反応もよくなります)

余分な成分(ワックス成分等)も極少なく、限りなく天然の馬油のみで、匂いもなく、伸びも凄くよく、自然なツヤの仕上がりのMUSTANG PASTEは良いことずくめなのですが、
ひとつだけ難点があるとすれば、それは開封後の消費期限が一年と短いことです!(防腐剤とか入っていないから)
伸びがいいから、大きな面積を使うレザージャケットですら、一回に小さじ一杯くらいしか使いませんから、
個人的にはバックとか含め本革製品所有少ない我が家では一年では全く使いきれません。。。(靴は別のモウブレイのものを使うし、クルマは手放したし*注2)
そうだ!今度、友人呼んで、酒呑みながら革ジャンメンテナンス大会でもやろうかな? (メンフィス・ベルや大脱走のDVD見ながら?)

*注1
MUSTANG PASTE およそほとんどの表革製品に使用可能のようです。 但し爬虫類は除く。

*注2
クルマの革シートは、ミンクオイルとか塗るとやたら石油臭いです。(つうかミンクオイル銘のものって、安物はほとんど中身はシリコン&香料ですしね)
車内は乾燥しやすいので、塗る頻度は服よりもはるかに高いし量も使いますね、、、なので私は「ニベア」使ってました。(中古車だったしね)
でも高級でいい革使ってる新車は、台無しにする前にディーラーに相談しましょう! 劣化してない革内装のクルマはゆくゆく満足感高いからね。(多分MUSTANG PASTEは大丈夫そうですが)
あと、乗る頻度を増やし、でも乗り降りは慎重におとなしくして、少し冷や汗かくくらいの運転で、シートへ男の新鮮な背脂の補給もお忘れなく!(笑)

# by coolys1 | 2017-11-05 08:56 | Equipment | Comments(0)

LOST SCENE2017-3

移ろう季節を感じました。
b0058021_08495941.jpg
b0058021_08500051.jpg
b0058021_08500088.jpg
b0058021_08500021.jpg
b0058021_08500016.jpg
b0058021_08500159.jpg
PENTAX Q7
02Standard zoom
# by coolys1 | 2017-11-02 08:49 | DULL.HAZY.BRIGHT | Comments(0)

LOST SCENE2017-2

ぼんやりと
b0058021_08461099.jpg
b0058021_08461001.jpg
b0058021_08461061.jpg
b0058021_08461012.jpg
秋の公園とおり

PENTAX Q7
02Standard zoom
# by coolys1 | 2017-10-31 08:45 | DULL.HAZY.BRIGHT | Comments(0)

LOST SCENE2017-1

うおさおしているうちに・・・・
b0058021_08395645.jpg
b0058021_08395655.jpg
b0058021_08395628.jpg
b0058021_08395783.jpg
b0058021_08395736.jpg
PENTAX Q7
02Standard zoom
# by coolys1 | 2017-10-29 08:44 | DULL.HAZY.BRIGHT | Comments(0)