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37年前のとある分野の成熟度を知る。

引用文献 HJ誌 1972年3月号


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37年前の日本のプラモデル製作世界の大半は1/35ドイツ戦車だったり、1/72軍用機であったり1/700の軍艦でもあった。

そんな当時の日本に欧州から花や植生のプラモデルが輸入されていたのだから、驚く!

*買った人はいるのだろうか?
*スケールはあるのか?
*用途は?

謎だらけだが、[フローラル]というブランド名からしてこういった物を専門にしていたのは明か。

おそらくブリテン社のブランドだろうけど、ドイツのファーラー等も含め欧州の模型界の成熟度がいかに高かったか良くわかる。

少なくとも当時の日本の模型少年に[グラジオラス]や[ヒヤシンス]を買い求めるセンスは0.5%もなかったろう・・・・
(もちもん僕も買ってないのだが・・・今なら買うのかな??)



*この頃にやっとジオラマ(&モデルによるウォーゲーム)が拡がり始めた頃だ!
HJ誌はミニカー記事が少なくなる替わりにその啓蒙に努力していたので、その情景用に輸入されたらしい。

*ちなみにHJ誌の創刊は1969年9月であり、当初はミニカー主体の模型情報誌であった。
by coolys1 | 2009-01-08 12:34 | ウロオボエ備忘録 | Comments(3)
Commented by キハ17 at 2009-01-08 19:19 x
本来ジオラマはお金持ちの趣味なんでしょうねえ。
日本家屋のように狭いところでやるべきものではないのかも。
Commented by coolys1 at 2009-01-09 14:18
欧州では完全に大人の趣味世界でしたからねぇー。。

Commented by 酔之字 at 2009-01-09 19:12 x
そうそう、映画でよく見ますよね。
自邸のライブラリーの真ん中にジオラマでこつこつ
ワーテルローやらゲティスバーグを再現してる金持ちオヤヂ。
だいたい、犯人である証拠がまぎれてるんですが。。。(w


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