鎌倉街道は、古都鎌倉から北関東に向かう為に現代の都内23区を横切るメインストリートとしては主に3本あるらしいですが、
今回歩くのは、その三本のうちの中道と言われる街道のさらにその支道とも言うべきものでしょうか。
出発点は、近所の渋谷区笹塚駅南口界隈としました。(ここからさらに北側もあるのでしょうけど今は不明)
今回の旅の共はPENTAX Q7です。
まぁ旅とは言ってもさすがに鎌倉までは行きません、この通りとして現存する世田谷の太子堂界隈を目指すわずか数キロの旅です。
京王線笹塚駅前 京王フレンテ

蛇行しながら笹塚駅南口を抜ける玉川上水は、渋谷区で唯一の開削部分が残っています。
つまり暗渠になっていないんですね。
これで21世紀の渋谷区ですから、まだまだのどかな風景と言えます。 写真の奥の方では三田用水に分水した場所も存在します。

こちらは、世田谷から流れてきた方向、武蔵野(例えば牟礼あたり)の野趣な感じも少しありますね。
もちろんもう多摩川の水は流れてません! 沿線の高度処理水が流れてます。

こんな場所から、今回のショートトリップの始まり。 中央の高架は京王線です。

今回の鎌倉通りのスタートは、こんな細い路。 でも人通りは意外にも多いのでした!


最初の関所。 もとい大きな交差点にでます。厳密には四差路ですが、一見五叉路になります。
当時は往来の要衝だったのかも? 現代も住宅街でコンビニのある重要な交差点でありなかなか印象的な場所です。


この先は、井の頭通りに向かって少しづつ上り坂気味の様相なのが判ります。


そして北沢中学を左に見るとその先は井の頭通り。
その通りから西側を見たところ。 すぐに環状七号線がありますが、これは昭和の道路ですね。
長い事掛けて拡幅した井の頭通りも、このあたりは買収が遅れたのかはたまたのっぴきならぬ事情があるのか?まだ二車線で隘路になっています。

天気もよく快適なまま、さらに南下し下北沢へ続きます。
CAMERA:PENTAX Q7
LENS:08WIDE ZOOM&02STANDARD ZOOM
MODE:IRstyle
-------