遠い郷里の県花でもある やまももの木
子供のころには赤黒く熟した実を塩水にさらしてよく食べた。
野生の木は下枝が少なく、折れやすく、そして斜面なんかに生えていると、
木登りが達者な子供でないとなかなかたっぷりと味わえない、難儀な木だった。
祖母の所有していた山林に10本程あると聞き、自分でも登れそうな木を
見つけ、1本占有して半日食べ放題したことは死ぬまで忘れられない記憶。
雌木と雄木があって実のなるほうは雌木なそうな。
幡ヶ谷人にとって敷居の高い 大山町。
上水緑道から代々木上原駅にかけて、塀の高いお屋敷や家が続く。
木登りするような高校生はいるのだろうか?