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万能レンズで歩く蛇崩川 その-陸

世田谷からなぜか四川に飛んで休憩。で、色々痺れて戻ってきました。

戻ってきたのは、現代の玉川通り。 
およそ50年前にその路上から軌道が消え、覆いかぶさるように上に高速道路ができて、そして軌道は地下に行くというダイナミックに変貌を遂げた世田谷屈指の大通り。
その昔の名称は大山道(阿夫利山への参道)であり、今は国道「にぃよんろく」と呼ばれるような立派な道になったのは戦後の1956年頃らしいのですね。


その大山道=玉川通り=国道246号を上り方向(三軒茶屋方面)に見た所で、246と交差する駒留通りの横断歩道から撮影。
左の郵便局の奥が歩いてきた蛇崩川の遊歩道、右に渡ると駒留通りから明薬通りへと名前が変わります。




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246号渡ったら、又川筋まで戻ること四十m、、、



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緑道 左にあるのは「伊勢丸稲荷大神」という古い社。立派な名称ですが、建物に囲まれ やや窮屈そうでした。
昔々は周りの田園地帯からよく見える立派な社だったのでしょう。



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そして社のそばの古くからありそうな路の角にある渋そうな呑み屋・・・
まだ早い時間なので探索は諦めましたが。


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そんなノスタルジックな雰囲気な界隈もほんの十数mで終わり、新し目のマンションや戸建て住宅に囲まれたさっぱりとした緑道を淡々と歩くようになります。
都会の小さな川の宿命というか、川側にはエントリーの少ない住宅です。




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道中にあったちょっと風情のある緑道マップ。 本来川ですので、掛かってた橋の名称が分かるようになっているのは親切! まぁ橋の痕跡は少ないですが・・・
それにしても、川を散策していると感じることですが、橋の命名って大変だよなぁと。 ネタ切れ心配しちゃいます。
(実際近所のやや新し目の川跡にかかる橋の名称なんて6号とか7号とかの番号でしたからね。)



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その蛇崩川と並行して南西側にある整備された大通りが「明薬通り」だそうで、下馬5丁目から246号までの区間の名称らしいです。



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実は、散策好きである自分としてみると、知らない道は、知らない川よりももっと興味のそそられる存在で、あぁこの路はどこまで続くのだろう?とか
曲がった先には、何が待っているのだろう?どんな景色があるのだろう?などとつい考えてしまいワクワクしてしまうのです。

日本大学の表示がある明薬通りの交差点、 昔は右のマンション辺りに明治薬科大学があったようです。
(その他、このエリアには東京獣医畜産大学や日大農学部なども、当時は想像以上に牧歌的なところだったのでしょう。)



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今回が川(跡)巡りがメインなので叶いませんが、次回は是非この明薬通りを南の方に歩いてみたいですね。

果たして あの右カーブの先に一体どんな景色があるのか・・・・・


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Voigtlander NOKTON classic 40mm F1.4 MC


by coolys1 | 2019-08-09 17:55 | 世田谷の川 | Comments(0)


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