昔、YAMAHAにXS-1というBIKEがありまして、おおいに憧れたものです。
(短時間乗ったこともありますが)
さて 今年最後に買った新品レンズはXSでした。
smc PENTAX-DA 40mmF2.8 XS
以前持っていた、smc PENTAX-DA 40mmF2.8 Limitedとほぼ同じ光学系を持った
パンケーキより薄いビスケットレンズ。
XSは、PENTAX(APS-C)唯一のミラーレス機のK-01用の標準レンズとして、
ボディ共々マーク・ニューソンによって特別にデザインされた唯一無比の超薄型レンズです。
ボディであるK-01は思いの外、売れずに早々とディスコンになりましたが、XSは新品として今でも店頭で買えるのですね。
しかも1万円くらいで!!
元のLimitedシリーズはコーティングのHD化&円形絞り化などの近代化が行われましたが
XSはその近代化路線からは置き去りのまま・・・ おそらくもう生産もされてなくて市場流通在庫のみなんでしょう。
PENTAXのAPS-C機で使うと、換算焦点距離が自分の年令に近いというか還暦過ぎの?61ミリ換算になってしまい
街中写真だとやや狭い画角が、標準レンズとしては汎用性に欠けるきらいがあるのは否めませんが、
パンケーキレンズより薄いビスケットレンズという新しいジャンルを作った記念碑的なモデルということでその存在価値は今でもあると思います。
そう今買うなら、LimitedよりもXSだよ!と声を大にしていいたい年末でした。
昔ならこの薄さはピンホールレンズでないと無かったですよね。(レンズの厚みはなんと! メーカー公称値 9.5mm!!)
当然マニュアルの絞り環はなし、鏡筒の半分の4ミリくらいのピントリングはあるけどQSFは未搭載、
AF合焦後のピント微調整が必要なときは、ちょっとした裏技が必要になります。
一番の難儀は極細のフィルターサイズ 27ミリに合うフードを探すことですね。