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日本製?のDiablo

Helpa社の試みに大いに影響を受けたのが日の本は駿河の老舗プラモメーカー
フジミ模型ではないだろうか。

Helpa並に出来のいいスカイラインGTR(R32)シリーズで、本格的に1/43に
デビューを果たしたフジミだが91年にFERRARIのライバルであるLamborghini Diabloを出してくれた。

このDiabloのモデルはMADE IN JAPANと明記されているが
箱には FUJIMI EUROPAとして
BORSIGSTR 13 D-6056 HEUSENSTAMM W.GERMANY
の住所表記がある。
これはミニカーメーカーとして販売するための欧州の現地法人なのか、
はたまたHelpa社と関係を持つ?開発系のヘッドオフィスなのかは、今も昔も
判らないのだが(そのあたり模型雑誌で読んだ気もするが・・例によって忘却)
フジミが相当気合いを入れて作ったことには違いはない製品だ。

日本製?のDiablo_b0058021_1555735.jpg


こういう風に撮るとまるでエンジン運搬機。
可動部はエンジンフード、フロントフード、両ドアの4箇所だが、
私のはドアは人の乗れる状態まで開くことは出来ないし、ワイパーや
リアビューミラーがすぐに取れてしまう。可動部の勘合具合もHelpaには
やはり敵わない。しかしドア横の張り出すような筋肉質のラインの表現は
的を得ているし、車高を押さえたプロポーションはいいと思う。
(惜しむらくはフロント部のボディ鋼性が足りずに歪むこと) 

それにしても私はLamborghiniはやはりオレンジって感じがするのだが、
この写真はフジミのオリジナルな色ではない。
撮影後フォトショップで色合いを変えたのだった。

フジミ模型
1/144の大和、凄そう・・・・



こちらがオリジナル色のイエロー。勿論プラスチックの成形色で
塗装されているわけでもないのはHelpa同様である。
日本製?のDiablo_b0058021_243368.jpg


Diabloはその後、SVモデルが出たりして外装の凄みが増したので
それに見慣れてしまうと
ドノーマルボディはいささか上品にすぎるような気がしないでもない。

DiabloもF40と同じく1/43ダイキャストミニカーにはあまり恵まれなかった車種だが
ビテスが出していたやつがまだ店頭ではたまに入手可能のようだ、ただちょっと
線が細くてひ弱な感じがあり、それが購入していない理由になっている。

SVなんかはハンドメイドのMRコレクションから出来のいい物が沢山出ていて
一時欲しかったのだが、これ買わずにお米を買ったら何十kg買えるのかなあと
思わせるお値段なので、やはり実車同様、庶民向きではないようだ。

でもランボってなんかワルのイメージが似合うんだよね!(SV大好き!!)
by coolys1 | 2005-10-16 02:28 | 1/43の世界 | Comments(0)


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