伊太利の雑誌「Quattroruote」誌とalfa romeo 社のタイアップにより
1965年にカロッツェリア ザガートで少数作られた量産車。(50台とか)
当時の伊太利のミニカー界のリーダー社であるPOLISTIL.s.n.cもなんらかで
関わっていたのかかなり気合いの入った1/43モデルを出していたのだ。
おそらく同社では傑作ミウラに並ぶ頂点モデルだったことだろう。
(誠に残念ながらミウラは入手していない)
フルデティールの上前輪の走向はコクピットのステアリングと連動しているし
狭いエンジンルームの中にはジュリアTIの1570cc/92Hpの4気筒エンジンが
ヘッドカムカバーからオイルパンまで丸ごと再現されている。
カタログを再現するために1枚目はNo-Take氏より貰った中望遠マクロ
(tamron 90/2.5)を使ったが最小絞りの最短付近での撮影ではフレアーを
起こしてしまった。まあこれはCCDとの相性の問題で、このフィルム用の
名レンズには責任は問えない。
このzagarto/Quattroruoteは二十数年前に浅草は雷門の前で友人から
コーギーのMG−BGTと共に手渡しでボディだけ貰ったもの。
地元浅草で雷小僧と呼ばれていた彼とはその後、会っていないが、同時に貰った
ベルボンの超ミニ三脚は現在もよく使っている。