C.Z.J FLEKTOGONのメンテナンス

最短撮影距離が19cmで、我が家の小物撮影の切り札、C.Z.J FLEKTOGON 35/2.4が
不調に陥る。
絞りがf=5.6以上動作不能になってしまったのだった。
絞り羽根駆動部に油が回っていると思われるので分解清掃。

使用頻度が高いのでレンズ自身も思いの外、汚れている。
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このレンズはFLEKTOGON 35/2.4で前期型と言われるタイプである。





マウント側のこの3本のビス(マイナス)で分解開始。
(他のビスは外さないのが吉)
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外したマウント側、樹脂部品が意外に多い。左が絞り駆動バー、右が自動絞り駆動カム。
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再び3本のマイナスビスを外すことで光学系がヘリコイドユニットからそっくり外れる
ちょっとうれしい構成。(しかしネジの緩み止めはない)
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絞り羽根を内蔵する、センターユニットと前群、後群が三つに分かれる。
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光学系がなくなるので、思う存分絞り羽根を清掃できた  笑。
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特にお勧めするつもりはないが、私は絞り羽根の清掃にはホワイトガソリン(コールマンの)
を使っている。ものによっては樹脂部品の心配もあるけど、ベンジンよりも臭くなく、
揮発時間が短い割に油脂分の除去能力に長けているような気がするのだ。

余談だが、この前群ユニット側面の唯一緩み止め処理された、イモビス。
これは前群ユニット全体の光軸を司る非常に重要な部分なので
何があっても外してはナラナイ。<たとえ赤子が泣いても、日本代表が負けてもだ。
(でも私は外してしまったのだが・・・・・)
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ついでに、同じ光学系を持つ、兄弟レンズPRAKTICAR 35/2.4(Bマウント)のメンテナンス
も行う。同じように絞り羽根の動作不良である。
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いわゆる出目金といわれる、FLEKTOGONの後期型である。
(先ほど分解したのはM42であるが前期型である)

同じくマイナスビス3本外してマウントを取るが、鏡筒中身は随分と様子が違う。
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それらしいビス(2本)を外してみるが、光学ユニットを取り外すことは出来なかった。
仕方ないので、後群ユニットのみを外して慎重に清掃する。
このレンズは過去に2回清掃しているが、構造上絞り羽根に油が回りやすそうだ。

両方共とてもいいレンズなので、今後も大事に使っていきたい。
by coolys1 | 2006-06-21 13:36 | 写真機邪道 | Comments(1)
Commented by ぼこや at 2006-06-26 09:58 x
ぼくのPRAKTICARはネジが緩んでユニットごと抜けてしまい、ユニットを戻したら無限が出なくなってしまいました;
元気な時にもう一度トライしてみようと思っています。
そういえば、東独のレンズは毛細管現象からか、ばらすとアチコチに油が滲んでいますね。
TessarやBiometarも凄いことになってます;


しかし、M42の方は値段が上がってますね!
びっくりしました。
良く見かけるのは後期型ですね。



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